黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

八木っちのぐっちお蔵出し。

 オクラをさっと焼いて味付けした出し汁に漬けたら旨そうですね。名付けてオクラ出汁。試してないけど。
 (産経以外の)どこかで「オクラは英語」という間抜けな豆知識を見かけたのですが、「英語でもそのまま通じるが、元は東アフリカの言葉」です。あのへんの共通語であるスワヒリ語でももちろん「オクラ」ですが、スワヒリ語人工言語ですから、さらに元になった現地語があるはずです。そこまで調べてません。

【月刊正論】ヘイトスピーチ規制法案の危険性は人権擁護法案より凄まじい! 八木秀次(麗澤大教授) - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/150922/plt1509220002-c.html

 雑誌「正論」9月号から産経電子版への転載記事なので本来は当ブログの守備範囲外なのですが、センターバックでもチャンスと見れば攻め込むのが現代サッカー。ヘイトスピーチしたくてたまらない八木ちゃんのヘイトスピーチ規制法反対論ですから、見過ごせません。こういうときだけ現行憲法を持ち出すのは、もうお約束ですね。現行憲法下でも、名誉毀損などの公益(人権と人権のぶつかり合い)があれば言論の自由は制限されうる、というのが法学界の常識になっていることなど、わたしのようなド素人が法学者の八木氏に向かって言うまでもないことだと思います。どうも語の人は、言わなきゃわかんないんじゃないか、と思わせるふしがあるので、いちおう言っておきますが。そういえば、八木氏は藤岡信勝氏から名誉毀損で訴えられていましたが、これはどうなったんでしたっけ。

野口裕之の軍事情勢】「不都合な歴史」明治を封印するアンポ反対派の「昭和好み」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/150921/plt1509210005-c.html

野口裕之の軍事情勢】集音マイクで増幅された中国軍観兵式の軍靴音 それでも左翼には聴こえない!? - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/print/150914/wor1509140005-c.html

野口裕之の軍事情勢】アンポ法案は「とりま廃案」 中国に利するだけのアンポ反対デモごっこ… - 産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/print/150907/prm1509070007-c.html

野口裕之の軍事情勢】なぜ中国海軍は海賊退治に原潜を随伴させる必要があるのか? 垣間見えるその野望を読み解く - 産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/print/150824/prm1508240007-c.html

野口裕之の軍事情勢】米中二股 韓国が断ち切れぬ「民族の悪い遺産」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/print/150831/wor1508310008-c.html

産経の記事に韓国政府、憂慮を表明 「日韓関係に否定的な影響」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/print/150901/wor1509010026-c.html

 のぐっちウォッチもさぼっちっちだったので、産経ニュースを野口記者の名前で検索して、だいたい9月以後の記事を集めてみました。いちばん下はおまけで、その上にある野口記者の記事が韓国政府から公式に抗議されたというニュースです。ご丁寧に、該当記事にリンク張ってありますね……。産経ものぐっちも、これは恥ずかしいとか自分のせいで国辱をもたらしたとかは、これっぽっちも思っていないようです。っとに、日本から出てけよマジで。
 全部は読んでいられないのですが、上から2番目。左翼だろうと右翼だろうと、民主国家の主権者が自国政府に対して意見を述べるのと、他国をどうこう言うのとでは、まるで意味が違います。民主主義について考えたこともないのぐっちには、わからないのでしょうけれど。
 なんで野口裕之記者が産経社内でこんなでかいツラをしているかというと、16年前に「テポドン発射準備」のスクープで新聞協会賞編集部門を受賞したためです。今年、産経新聞は14年ぶりに編集部門で新聞協会賞を受賞しましたが、14年前に続いて写真部の受賞で、スクープ記事による受賞は1999年(前世紀です)以来、ありません*1。のぐっちの(内弁慶な)天下は、しばらく続きそうです。つーか、16年もスクープらしいスクープを出していない五大紙の一角ってのも、凄い話だね。

新聞経営SLG

 ぜんぜん、まったく関係ありませんが、ふとゲームのアイディアを思いつきました。プレイヤーは新聞社の経営者になります。コストを切り詰めるため人員削減しすぎると、編集部の士気が落ち、また記者の数に比例するスクープ発掘の確率も下がり、部数が落ちてゆく、というものです。ソーシャル要素を入れるなら、優秀な記者から退職して他社(他プレイヤー)のところへ行ってしまうというのはどうでしょう。他社にラブレターも出せますが、部数上昇の効果はないようです。