産経笑の輝く星。
【産経抄】5月28日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110528/plc11052803080006-n1.htm
今年の流行語大賞を班目春雄氏が受賞するなら、「ゼロではない」あたりでしょう。さらに世間には「がんばろう日本」など候補があふれているので*1、《決まりだろう》とか言っちゃうのは恥ずかしくありませんか。
恥ずかしいといえば、海水注入中断問題について《幕を開けたのは、安倍晋三元首相である》とか胸を張って述べてしまったあたりも、限りなく恥ずかしくて、こちらが身をよじってしまいたくなります。すでにこの「新・偽メール事件」で腹の皮がよじれているのに、勘弁してください。安倍ちゃんのやることはなんでも手柄、間違いだったらなかったことにという、産経界隈のボクちゃん甘やかしは、いったいいつまで続くのでしょうか。
今回の海水(中略)事件は確かにドタバタ劇であったし、様々な観点から(たとえば情報伝達、命令系統、事後の情報共有など、それぞれを独立の問題として)様々な人物が批判されるべきですが、最初にガセネタをつかんで鬼の首を取ったつもりで政局に持ち込もうとし、はしごを外されれば知らんぷりで「政府の嘘を明らかにした」などと嘯いている誰かさんが、今回のドタバタ劇では最大のスターだったように見えます。日本政治という喜劇ならぬ笑劇で*2 、この5年間、産経という黒子に支えられながらトップスターとして輝き続けただけのことはありますね。