黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経小ネタ0720。

コラムは「チェックなし」 毎日新聞が検証記事掲載 - イザ!
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080720/crm0807200957001-n1.htm

 産経もコラムの内容などをチェックしていなさそうだなあ。

【主張】論文不祥事 研究者の倫理が問われる - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/162609/
論文の数を増やすことを優先した結果であるとしたら残念だ。/基本的な手続きやルールを軽視する姿勢は医学や歯学の世界の土台をゆっくり腐食させていく。

 とりあえず産経新聞論説委員の皆さんには、「医学」を「ジャーナリズム」に置き換えてじっくり読み返すことをお勧めします。

【集う】フィリピン残留日系人来日(16日、東京都港区の日本財団) - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/162684

 フィリピンで数年前に見つかったはずの旧日本兵は招かれなかったんでしょうか。


 と、小ネタ三連発したところで、拉致問題に関する福田政権への評価について。

【福田政権考】国民の評価得られぬ「福田外交」 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/162672

 サミットを(良くも悪くも)無難に乗り切った福田首相の支持率が上がらないことについてこの記事は、国民は福田外交を評価していない、という理由を挙げています。単に「外交は票にならない」という昔からの格言が表われているというだけだとわたしは分析しているのですが、どうでしょう。
 さらにこの記事は、福田政権の北朝鮮対策に話を持っていき、腰の引けた対応だから支持率が上がらないのだ、と結論づけています。それに比べて、という言い方はしていませんが、福田政権でさえなければ、という思いが行間ににじみ出ているようです。北朝鮮への強硬策に熱心だった前政権も、支持率はまったく上がらなかったように記憶しているのですが、この記事を書いた記者は、それをもう忘れているのでしょうか。
 で、これだけ書けばもう説明の必要はないと思いますが、筆者は阿比留瑠比記者でした。

【単刀直言】中山恭子首相補佐官拉致問題担当)「基本線は変わらない」 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/162713

 一方、中山補佐官(官邸の拉致問題担当最高ポスト、だと思う)は、「制裁圧力をテコに対話を引き出す」という意味で、安倍政権と福田政権の方針にまったく違いはない、と言い切っています。家族会への言及など、興味深い内容を含んだ文章です。