黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

不可解で異様な古森義久氏とジェームス・アワー氏。

 もうねー、ひとがちょっとネット環境から離れたとたんにこんな面白いエントリを出してくれちゃって、恨みますよ古森さん。

朝日新聞の倒閣キャンペーンの異様さ
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/224522
朝日新聞の倒閣キャンペーン社説ーー「前のめり」症候を診る
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/227973

 落ち着いたらちゃんと取り上げよう、と思っていたのですが、すでに他の方がたくさんツッコミを入れていらっしゃるので、どうしようかなあ。とにかく、1行ごとになにかしらツッコミどころがあるようなすごいテキストなので、読んでおいて損はないと思います。
 まあとにかくここでは、「朝日の安倍政権への攻撃は異様だ、安倍はちっとも悪くない」と古森氏が主張していることをメモしておきます。ついでに、コメント欄で朝日批判はともかく、安倍擁護をしている人はほとんどいないことも。

 さて、今日の産経「正論」欄です。

【正論】ジェームス・アワー 不可解な日本メディアの安倍批判
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/66580/

 http://d.hatena.ne.jp/pr3/20070522/1179808856 でもわかるように、アワー氏は古森氏とたいへん仲がよく、家族ぐるみの付き合いがある方です。
 この「正論」でアワー氏は、「安倍はちっとも悪くない、批判する方がおかしい」と、ただひたすらに言い続けています。一部を要約すると「閣僚が辞任や自殺をした、それがどうした、安倍に問題はない」だそうで、こんな感じの主張が延々と続きます。こんな文章でも外国人(米国の白人)という肩書きがあるだけで有り難がる日本人がいるんでしょうなあ。主に産経社内と読者層に。
 で、お二人の文章を並べてみたわけですが、単に「同じ時期によく似た文章が出てきたものだなあ」というだけで、深い意図はありません。古森氏がアワー氏になにかサジェスチョンしているのではないかとか、さらには代筆でもしているんじゃないだろうかとか、そんなのはただの邪推ですから。