黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

先月買った本。

 いつのまにこんな先延ばしになっちゃってたんだ。

 ちゅちゅFC第1弾。「ちゅちゅ」ってひらがな表記が正しかったのか。
 また絵柄を変えて、今度はアクのない無個性な方向を目指してるのか? と思わせる雰囲気。前回の絵柄変更のように見苦しいわけではないけれど、商品としてはどうなのかな。まあそれも第1話だけで、後半になるにつれて昔からの手癖が出てきてるのも、またか、ですが。
 内容的にも直球ど真ん中の恋愛もので、ある意味評価しづらい。「典型的な少女マンガ」として消費されるべき作品に仕上がっているんだけど、創刊号からの看板作家がそれでいいの? という疑念を抱きました。わたしが黒おおばやしを高く評価しすぎだからかもしれませんが。
 ところで「ちゅちゅ」はもしかして、ファンタジックな要素を排してリアルな恋愛を扱おうとしているのかな。「ちゃお」との差別化という意味ではわかるんだけど、ちともったいないなあ。
さくら前線 1 (1)

 同じくちゅちゅFC。表紙を見たときはこの人も絵柄を変えてきたか、と思いましたが、モノクロだとそうでもないので一安心。ていうか逆に、そういうことならこのカラーは、モノクロの絵柄とのギャップがありすぎて、ちょっとアレだと思うんだけど。
 内容はおたくネタと兄妹ものということで、作者的には挑戦なのかな。しかし、コミケで壁になったぐらいの人が、なんで同人イベントをこんな甘っちょろい描き方するんだろうか。コミケにしては人が少なすぎるしBSでのシティならコスプレはないはずだしライブに有名アニメーターなんか参加しないだろうし、という疑問を抱くわけですが、これはまあ、わざとやってるのかなあ。あと、「ポスタル◆メイド」のコスチュームって正直言ってどうなんだ? とか。変質者に強引なナンパされかけたのを助けてもらうって、連載3作連続で同じネタ使ってないか? とか。まあち・芽衣・潤と並べると、理一は何月が由来なんだ? とか。すでに指摘されていることだけど、そもそも理一のどこをかっこいいと思えばいいんだ? とか。「ないつぼ」の単行本を買うのはおたくだと作者として認識しているのか? とか。
 でもまあ、あれです。「いかにもオタ好みの女の子」として設定されている芽衣ちゃんですが、はいすみません負けました。すべて許します。
アニコン 1 (1)

 以下普通にちゃおコミックス。
 「ララナギはりけ〜ん!!」が終わって新作。企画ものということでこちらも構えて読んだのですが、ヨゴレギャグまで含めて持ち味は消えていないようで、一安心。さすがに「ララナギ」みたいなもろ百合はなさそうだけど、そのへんは脳内補完するか。表紙が大失敗してるくさいなあ。かっこよさを目指したんだろうけど、もっと可愛い絵を描ける人なのに。
 企画そのものの方は、どうなんでしょうねえ。カードが売れればマンガの方も続いてくれるだろうから期待したいんだけど、なんか無理めの匂いが。
チャーム+エンジェル 1 (1)

 完結。うーん。今の「ちゃお」では指折りの実力派だと思うのですが、このめまぐるしすぎる展開は、ちょっとどうかと思いました。なまじキャラクターが魅力的なだけに、その魅力が描かれる前に話が展開してしまうのが惜しく感じられ、感情移入もストーリーを追うのも中途半端な思いで読まなきゃいけなくなるんですよね。作品としてのポイントは高いと思うのですが、今回気がついた欠点ということで。
ボクのプラチナレディー 3 (3)

 新ライバル登場。キャラかぶりすぎだって。おかげでついにエリナちゃんの出番がなくなってしまったし……。とにかく児童向けマンガの王道をやってるわけだから、これでいいと言えばいいんだけど。
きらりん・レボリューション 7 (7)