昨日買った本。
今年初ですが、とりあえず。
- 「こどものじかん(1)」/私屋カヲル ISBN:4575831778
実は暮れから年明けにかけてかなり探し回ってたんだけど見つからず*1、しばらくぼんやりしてたらさすがに増刷がかかってて(ちなみに3刷)なじみの書店に入っていたという。私屋カヲルはデビュー当時からファンなんですが、こんなに苦労させられたのは初めてだ。
というわけで変なふうに話題になってて、まあそういう意味でもそういう意味なのはたしかですが、従来必ずあった下品なギャグがほとんどないのでびっくり。テーマも重いし、もしかしたら私屋カヲル初のシリアス長編かも? と思いました。*2「犬とお嬢様」はシリアスをやろうとした形跡があったと思うんだけど結局グダグダで終わってしまったから、今回は最後までちゃんとやってほしいとも思いますが、ここからお下品に流れるのもちょっと見てみたいかもしれない。
こどものじかん 1 (1)
- 「絶対可憐チルドレン(3)」/椎名高志 ISBN:4091200281
そして次がこれってどうなのよ俺。時代は小学校中学年女子3人組ですか? いやほんとに偶然なんだけど。'90年代初頭における小学館の少女マンガ・少年マンガでのギャグ系有望新人だった作者の新刊をずっと追いかけてるだけなんだけど。それでネタかぶったってことは、まさしく“時代”なのかなあ。
内容的には、ラスボスがもう出てきちゃったのこれ? それともまだひねるつもりがあるのか。まあ連載の長さにもよっていろいろあるんでしょうが。合成能力とか出さず、古典的なESP・PKでしばらくは押し通してほしかったな。そういう面の不安やらを除けば、たいへん満足できる1冊でしたが。
絶対可憐チルドレン 3 (3)
- 「魔法先生ネギま!(13)」/赤松健 ISBN:4063636216
……言い訳できませんねこれは。えーと、ほら、こっちは中学生だし。……ごめんなさい言い訳です。
武闘会編完結。でもまだ学園祭編が終わったわけではない、と。超の件も中途半端になってるし、まだ引っ張るわけですね。決勝がらみの話は、全体の構成というかネギの内面を描くエピソードとしては必然だったのだろうけど、ここに持っていくまでのやりかたがちょっと強引だったせいもあって、本来の効果を発揮できてない気がします。読みながら、しょせん幻影だろ、という気持ちが先に立ってしまいました。もうちょっと感情移入して読むべきだったかもしれませんがね。
魔法先生ネギま! (13)