最近買った本。
また小出しで。
- 「ぱにぽに(7)」/氷川へきる ISBN:4757514492
基本的にずっと「つまらんなあ」と思いながら読んでいたのですが(だから7巻を買うのがこんなに遅くなった)、7巻の内容があまりにわからなかったので1巻から通して読んでみたら、あら。ああ、そういうことだったのね。キャラクターを把握できるようになってから読んでみたら、ちゃんと話にはなっている、と。ただそれがあまりにも不親切なのと*1視点が散らばりすぎてるから、とぎれとぎれに読むとわけがわからなくなるわけですね。6巻は比較的高く評価した覚えがあるのですが、それも結局一度リセットした話だったからだなあと。
たとえば、演劇部と映研の対立がずっとあって、着ぐるみでは殴り合いしつつ素顔ではお互いそれを知らず仲良くしている、というネタ自体はそこそこ面白いのに、注意深く読み続けていないと着ぐるみと素顔の関係がわからないわけですよ。そういうところが不親切。それをはねのけるだけのギャグの力があるわけでもないしねえ。まあ、読むなら通して読むことをお勧めします。
ぱにぽに 7 (7)
- 「みなみけ(2)」/桜場コハル ISBN:4063613771
ああこれは、駄目だなあ。とそろそろ判断しつつあります。ギャグはたまに光るものはあるんだけど、それが身に付いていないというか、もしかしたらたまたまなのかとか。少なくともアベレージとしては高くない。
なにより、絵が決してうまくないんだけど、作者がそれを自覚してない上になにか勘違いしてるふしがあってねえ。いちばん勘違いしてるのは編集者で、おだてられて乗せられちゃってるのかも、というのは邪推ですが。「今日の5の2」の予想外のヒットがフロックだったことにそろそろ気づいてほしい。
みなみけ 2 (2)
あと少しあるけど、また後日。「ララナギ」はじっくり読まねば。