簡裁も大変だろうけど。
asahi.com: 特定調停120件の処理怠る 川越簡裁書記官を処分
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200503300278.html
ちょうどわたしが特定調停申し立てしたのと同じ時期ですね。多重債務者はもともと追いつめられた精神状態になっていて、それがさらにせっぱ詰まって簡裁に駆け込むわけだし、これを待たされたらかなりたまらなかったろうなあ。*1
川越簡裁では1ヶ月半で62件の申し立てがあったそうですが、東京簡裁は数日でたぶんそのぐらいの数があったんじゃないかと。調停の通し番号が業者1社につき一つ割り振られるのですが、7月初旬で平成16-21xxxだったのでたぶん1年に4万件以上、1日110〜120件見当ですか。「多重」債務というぐらいで申し立てする人の一人あたり数件になるわけですが、普通は5件〜10件という話を聞いたので、まあそんなもんかと。窓口の混雑からすると、もっと多かったんじゃないかとも思うんですが。
なお、申し立てするのは本人じゃなく業者の本社がある地域の簡裁なので*2、大手の本社が集中している東京簡裁ではかなり件数が多いんじゃないかと思ってたんだけど、そうでもないのかな。