昨日買った本。
こんなに買い込んでる場合じゃないんだが、ビッグタイトルが並んでしまったのでやむを得ずという心理状況。破綻してるなあ。本当はまだ優先して買いたい本たくさんあるしなあ。
- 「なんて素敵にジャパネスク人妻編(1)」/(作)氷室冴子(画)山内直実 ISBN:4592182111
なんと10年ぐらいぶりの復活。まさかまた続きが読めるとは。ていうか前シリーズを読んでたのが何年前かももう忘れてるわけですが。原作を読んだのなんか十何年前なんだか。それでもずっとリアルタイムで読んでるわけで、原作にしろ山内版にしろ、やっぱり魅力的な作品なんだよなあ。さすがに絵がちょっと堅かったり崩し顔が怖かったりするけど、それでもなお、いいなあ。
1月新刊なのにもう2刷だった。ガラかめほどじゃないにしても、やっぱり待ってた人が多かったんだろうなあ。
- 「風光る(17)」/渡辺多恵子 ISBN:4091381073
作者の個性についていろいろ言う気はなくて、創作にプライドを持っている姿勢はむしろ尊敬しているのだけど、作中で自己弁護が激しくなってきたのはちょっとなあ。ホモスキーなのは「ファミリー!」のころからわかってたことだけど、衆道についてそこまで力説しなくていいですって。腐女子フィルターで資料を読んでるから「当たり前」とか言い張っちゃうんで、客観的に見ればちょっとぐらいは「特別なこと」ではあったはずですよね。
- 「エロイカより愛をこめて(31)」/青池保子 ISBN:4253194516
最近はコンスタントに出るようになったけど、一時期はこれも待たされたなあ。31巻は肩のこらない番外編。パティシエ少佐が素晴らしすぎます。
「不愉快さ」をテーマにここまで不愉快を描ける筆力には驚嘆。
- 「魔法先生ネギま!(9)」/赤松健 ISBN:4063634841
新エピソードのプロローグなので評価しづらいところ。五月と相原にようやくスポットが当たって、ここまででだいたい全員のキャラ紹介が終わったのかな。あるていど長期連載が約束されていたのだろうとはいえ、のんびり構えすぎのような。
- 「ツバサ(9)」/CLAMP ISBN:406363485X
ストーリー全体としてはターニングポイントなんだろうけど(今回リンクしたのがデビュー作というのもそのつもりはあるのだろう)、唐突感は否めない。
- 「からくりサーカス(36)」/藤田和日郎 ISBN:409127076X
もう全体のストーリーは破綻したものとあきらめて、場面場面を楽しむべきかもしれない。そういう視点で読めば、あいかわらず面白い。
- 「犬夜叉(39)」/高橋留美子 ISBN:409126669X
もう全体の(以下略)。そういう視点で読めば、アイデアの豊富さには驚かされる。