昨日買った本。 - 黙然日記（廃墟）

　定番のコーナーがやってまいりました、と。書くことないときには便利だ。
　1.は今いちばん面白いマンガのひとつだと思う。小花美穂の（あるいはそれ以前のりぼん看板作家たちの）絶頂期ほど息をも呑ませぬ面白さというわけではないけれど。ゆずゆは可愛いね（もちろん変な意味ではなく）。可愛さを追求するあまり、記号的な存在になってしまっている観もあるけれど。
　で、そのかつての看板作家だった水沢の2.。古い。新作なのに20年前の作品を読んでいるような錯覚に囚われる。でも、そういうところが好きで読んでいるので問題なし。少女マンガの価値は《せつなさ》だと思う。いい年した男がこう言うと引かれそうだが、いい年した男だからこそ、こういう世界を大切にしたい。槙ようこにもその他の若手にも、それなりのせつなさはあるのだが、水沢の《それしかないようなせつなさ》を改めて味わえるのは幸福である。
　3.もあいかわらず面白いんだが、引っ張りすぎだよなあ。とりあえず（悪い意味で）終わりが見えない状態なので、終わってみないと何とも言えない。
　4.は惰性。実はここ5冊ぐらい積ん読になってる。とりあえず新刊で買っておかないとあとで何巻まで買ったかわからなくなるので買ってるだけ。長く続けてレベルが落ちてるというわけではないと思うが、もともと推理ものが好きじゃないからなあ。この人の作品は「まじっく快斗」1巻から初版で買ってるんですけどね。