産経抄の、猿の知恵と蟹の厚顔。

【産経抄】前川前次官の告発に菅官房長官も応酬　現代の猿蟹合戦で忘れてならない視点　５月２８日 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/170528/clm1705280004-c.html

　だから見出しが長えよ。なめてんのかよ。
　《総理のご意向だ》と記された文書を「本物」と太鼓判を押す前文科省事務次官に対し、「私憤でやっているんだろう」といわんばかりですが、私憤だとわかったら、それこそ国民になんの得があるのか。問題は、文書の真偽性です。官房長官もそうですが「産経抄」も、その点からは目をそらし、「本物だったらどうなんだ」と開き直り、凄む。文書が本物でそのとおりに、安倍晋三首相のお友達の加計学園に便宜が図られたのなら、法治国家の基本を揺るがす大事件です。立憲主義も無視する安倍政権と産経新聞にとっては、なにが問題なのかもわからないのかもしれませんが。
　あとついでですが、「真面目な関係者が気の毒」的な発言には要注意です。これも感情論による法治主義の無視です。