産経「正論」欄のタイミング。
【正論】将来見据え、日本にふさわしい皇室のあり方の議論を 学習院大学学長・井上寿一 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/170519/clm1705190006-c.html
いつの間にか学長になっていますが、皇族から見放されつつある学習院を代表する井上氏です。以前は時事問題が発生するたびにこの「正論」欄に軽い、浅い意見を執筆することで有名だった井上氏ですが、今回はやたら反応が鈍いですね。有識者会議の結論が出て、譲位法案の条文が決まろうかという（実際この日に決まりました）タイミングで、「これから議論すべきことは」みたいな話をしています。喫緊の課題である女性宮家の創設についても触れていません。そのかわり、「旧皇族の婿入り」とか寝言はいっていますが。悠仁親王殿下がいらっしゃる限り、旧皇族男子の出番などないことが、10年経ってもまだ理解できないのでしょうか。自分とこの学校に入らなかった皇族など知らん、とでも言うつもりなのか。
そもそも眞子内親王殿下のご婚約の予定が公表され、女性宮家問題の緊急性が高まったことを知らずに書いているのではないか、とも思えます。これは、井上氏の怠慢なのか、編集部が掲載をサボってたのか。
