黙然日記(廃墟)

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産経、とにかくリベラルをdisる。

 通常運転に戻ります。

社民党の「炎上」新人候補、増山麗奈氏が初の街頭デビュー 「若者の味方」と訴えるも若者素通り - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/160216/plt1602160061-c.html

 産経が叩く政党といえば、民主党共産党社民党と、生活の党(略)あたりでしょうか。維新系は内紛を冷静に報じるだけで、叩きません。そういえば、「美人すぎる政治家」という見苦しすぎる日本語を使い始めたのは産経新聞で、一時期は広まりましたけどそこは流行語の宿命、今は誰も使っていませんね。でも産経はまだ使ってるんですよ。なんか知らないけど不祥事を起こして辞職するのしないのとニュースになっている大阪府内の市議(すみません、興味がないのでちゃんと読んでいません)にもこの冠をつけています。維新系だからですね。産経がこの冠を使うのは自民党と維新系だけで、前記の叩く対象の女性政治家に使っているのを見た記憶がありません。公明党はどうだったかな、記憶にないからたぶん使っていないでしょう。
 この社民党候補にも、「美人すぎる〜」ではなく(人の表面的な美醜にはあまり興味ないのでどうでもいいのですが)、「炎上した〜」という冠を持ち出しています。記事を見てみると、芸術家としての活動内容が批判されて炎上した、というものです。失言、たとえば「除染に科学的根拠はない」といった人の心を傷つける発言をうっかりして(こういうのは無意識の現れで、その人の本性が露れたのでしょう)炎上したのとはわけが違います。そもそも、芸術家の意図的な表現活動が批判されることを、「炎上」と言っていいのでしょうか。
 まあそのあとも、とにかくdisるネタ探し。新人政治家の演説なんて、スルーされるのが当然です。それでも続ける根性がないと、政治家にはなれません。どっかのお坊ちゃま(私立校をエスカレーターで卒業して二世三世の七光りで当選し、プリンスなどと呼ばれてろくな政策もなく総理大臣に登り詰める、いや別に誰のこととは言いませんが)には想像もつかないでしょうね。