安倍晋三氏と特定メディアの癒着。

　あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。申年だけに。
　年末年始連続更新ですが、油断してはいけません。

【新春対談】安倍首相「批判されるほど闘志湧く」　リーチ・マイケルさん「良い試合、愛国心あれば」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/print/160101/plt1601010014-c.html

　どういうつもりか産経新聞社は、新聞社でもっとも重視される年頭社説を（少なくともそれと銘打っては）電子版に掲載しないので、別のところに絡むしかありません。
　仮にも現職総理大臣の新春対談となれば、どの新聞社も欲しがる素材です。その特典を、2年も3年も連続で、全国紙最下位の新聞社に与える理由がわかりません。これが産経出身の森喜朗氏や山谷えり子氏が総理なら*1わかるのですが。理由があるとしたら一つだけ、産経が安倍氏の提灯持ちをするから便宜を図ってやっているという、醜い癒着構造の存在です。仮にも自国の首相がそこまで考えなしだと思うほど自虐的にはなりたくないので、この理由は考えないことにしましょう。だってそうでしょう、大晦日に「政治家のベスト1は現首相」なんてお手盛りで書いてくれたから元日に特権的な対談掲載を許可するほどの恥知らずが国民の代表だなんて……。

*1:どっちも悪夢ですが、森氏については1年間とはいえ現実だったし、今もたいして変わりゃしません。