産経報道の独断性。他。

　7/14分です。「♪たんたんたぬきの金時計　風もないのにぶーらぶら　それを見ていた子だぬきが　父ちゃんいいもの持ってるね」という、有名な歌がありますね。一般には賛美歌『まもなくかなたの』の替え歌と言われていますが、1937年の流行歌『タバコやの娘』（岸井明・平井英子）の替え歌というのが正しいそうです。聴いてみると、これも少し違う気はするのですが。

河野氏の「強制」認定　首相、独断性を指摘「談話作成チームは異なる印象」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140714/plc14071422090019-n1.htm

　あんたに「独断的だ」とか言われたくないわな。しかも、集団的自衛権行使容認閣議決定が独断的ではないかと問う衆院予算委員会の閉会中審査でです。しかも質問者は、次世代の党の山田宏幹事長。この世界では札付きの議員ですが、集団的自衛権と河野談話になんの関係があると思って、こんな質問をしたのでしょう。また、それに対する安倍晋三首相の答弁も《「政府の談話作成チームはやや異なる印象を持ったようだ」》というもので「独断性」を直接口にしていないにもかかわらず、こうした見出しや記事にする産経新聞の報道姿勢も問われるところです。

【美しき勁き国へ】櫻井よしこ　殻破る日本、世界は歓迎＋（1/4ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140714/plc14071403050003-n1.htm

　ンもう、安倍様ったら凜々しくて漢らしくて、よしこメロメロですぅ〜。という感じ。読むに耐えません。櫻井氏らにしてみれば、集団的自衛権の行使容認も果たした今が我が世の春なのでしょうね。あとは落ちるだけですが。とにかく、櫻井氏の認識する「世界」に、東アジアが含まれていないことは確かなようです。