黙然日記(廃墟)

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阿比留記者の見直し観。

【阿比留瑠比の極言御免】再調査求められる「河野談話」 自ら「今後とも十分な関心」表明+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131128/plc13112813080011-n1.htm
 折しも27日、問題意識を共有する約10団体でつくる「『慰安婦の真実』国民運動」(加瀬英明代表)が内閣府の担当者に、慰安婦問題の再調査と河野談話撤廃を求める請願書を手渡したので取材した。

 こういう動きがあることには注目したいと思います。名前が挙がっているのは加瀬氏の他に、いずれも幹事の陶守倶行氏、藤岡信勝氏です。《約10団体》という表現が面白いのですが、どうせメンバーが重複しまくりで正確な数を表現できないとかでしょう。
 河野談話の結びが《政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい》となっていることに揚げ足を取って「民間で研究が進んでいるぞ」とか言っているわけですが、談話自体の前進的見直しはあり得るとしても、この表現が歴史修正を意味しないことは明らかです。阿比留氏はあいかわらず味方のための屁理屈には長けているのですが、内輪の論理に頼りすぎではないでしょうか。